自律神経節に作用する薬物
薬物名 |
要点 |
アセチルコリン |
ムスカリン様受容体遮断後、大量投与しなければ現れない。 |
ニコチン |
少量投与の場合、節刺激作用を現わす(節遮断薬の頂を参照)。 |
薬物名・構造 |
要点 |
ヘキサメトニウム(C6) |
・2個の4級アンモニウムの間に炭素鎖が6個。 |
トリメタファン |
・S+(スルホニウム)をもつ。 |
薬物名・構造 |
要点 |
ニコチン |
・タバコ葉のアルカロイドである。 |
支配臓器 |
有意な神経 |
節遮断効果 |
血管 |
交感 |
血管拡張により血圧降下、起立性低血圧 |
汗腺(コリン作動性) |
交感 |
分泌減少(制汗) |
心臓 |
副交感 |
心拍数増加(頻脈) |
瞳孔 |
副交感 |
散瞳 |
毛様体筋 |
副交感 |
遠視性調節麻痺、眼内圧上昇 |
消化管 |
副交感 |
緊張・運動の低下(便秘) |
膀胱 |
副交感 |
尿貯留(尿閉) |
唾液腺 |
副交感 |
分泌減少(口渇) |