名城大学薬学部

名城大学薬学部

文字サイズ
教育

ホーム > 社会活動 > 名城大学SP(模擬患者)研究会 >活動報告「ドラッグストアにおける薬剤師のコミュニケーションについて」

活動報告

「ドラッグストアにおける薬剤師のコミュニケーションについて」
講師 (株)ジップドラッグ 谷山正好先生

日時: 2007年5月19日(土) 10:00~12:00 場所: 薬学部1号館301教室

ジップドラッグに勤務される谷山先生から、ドラッグストアで「患者さんが薬剤師にどの様な質問をしているか」について現状を紹介していただき、特に学生が興味のある質問について、分かりやすく回答を説明していただきました。参加した学生からは、

  • 実際にドラッグストアで行われる質問や患者と薬剤師のやりとりを知ることができて良かった
  • 病院と薬局の現場で、薬剤師がするべきことを改めて考える機会になった
  • 薬剤師としてどこで働くにしても患者さんと接しながら知識を増やしていく努力を続けることが大事だと思った
  • コミュニケーションをするためには自分のバックグラウンドを広げる必要があると感じた
  • 将来薬剤師として働くためには沢山の情報を上手く整理し臨床現場に生かしていかなければと思った
  • お客様の立場や質問を理解し対応することが大切だと思った

などの感想が寄せられました。ドラッグストアのお客さんからの質問は、回答に困るような難しい質問や抽象的な質問など幅広いため、薬剤師が回答に苦労している様子が分かりました。お客様に適切に対応するためには、お客様の質問をしっかり受けとめ、それを理解し回答することが必要であることが理解できました。そのためには人とのコミュニケーションを学び、自ら薬の知識を増やし、情報を上手く整理することが必要であると実感しました。今日お話しいただいたOTCについては、大学ではほとんど学習する機会がなく、ドラッグストアの薬剤師の役割、OTC薬について学ぶいい機会となりました。

最後になりましたが、今回お話ししていただきました谷山先生は大変気さくな先生で、学生からの質問にも熱心に答えていただき、意見が交換しやすいとても充実した勉強会でした。

名城大学薬学部 3年生 平松 清子


谷山先生のご講演の様子

ページ
トップへ