名城大学薬学部

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平成18年度サイエンスパートナーシップ・プロジェクト(SPP)

「教員研修」の報告

愛知県下の理科高校教諭を受講対象者とした「50C理科講座 高等学校観察・実験コース」が、名城大学薬学部7号館共同実習室(2F)において平成18年8月7日(月)に開催され、本研修が成功裡に終了しました。これは愛知県総合教育センターが高校理科5年および10年経験者の教員研修の一環として実施しているプログラムであり、平成18年度サイエンスパートナーシップ・プロジェクト(SPP)「教員研修」に昨年度に続いて採択されたものです。

教員研修の実験テーマは、「室内環境:シックハウス症候群の原因物質ホルムアルデヒドを捕まえよう-機器分析による検出・確認-」で、本学薬学部が今年度開催する「高校生体験実験講習会」で実施する実験テーマのひとつと基本的に同じ内容で行われました。当日、28名の理科教諭が受講し、実験は薬学部原田健一教授、橋爪 清松助教授ならびに大学院生3名がティーチングアシスタント(TA)として担当しました。実験終了後には薬学部内の研究室や分析センターなどの施設案内をしました。修了書の授与、アンケート調査票の記入の後、受講教諭と本学教員との意見交換会を実習室にて行い、実験のまとめや高大連携の取り組みなどについて活発な意見交換をすることができ、充実した一日となりました。

受講した高校教諭が自宅から捕集した室内空気に含まれているシックハウス症候群の原因物質を高速液体クロマトグラフィーで分析している模様です。

午前中は、自宅で捕集したサンプラーから、ホルムアルデヒドの抽出操作をしました。

午後からは、実験室の室内環境をいろいろな測定器具を用いて調べました。

修了書の授与の後、研修に参加した高校教諭、本学の教員、TAで全員の集合写真を撮りました。

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