家庭常備薬の使い方


自覚症状を改善する一時的な対症療法薬であり,抗生物質などのように,根本から病気を治す効果に乏しいものが多い.

・ごく初歩の知識で容易にわかる病気の応急手当に使う薬.

・出来るだけ早めに,しかも,症状が軽いうちに使う.

・薬の説明書(添付文書)を読んで,分からない所があったら,薬剤師に聞いておく.


医師に診てもらった方が良いと思われる場合

  1. せいぜい4〜5日間使っても症状が改善されない場合.
  2. 38.5℃以上の発熱,120回/分以上の脈拍,呼吸困難,意識障害など.
  3. 乳幼児,老人,虚弱児などにおける急な病状の変化.
  4. 病状が複雑な場合(例えば,めまい,頭痛,顔面紅潮,肩凝り,下痢,発熱,嘔吐などが重なっている場合).
  5. 病状がはっきりせず,いつまでも続くような場合.