くすりと情報


有用なくすりを適正に使用するために

病気とくすりのイタチごっこ


薬害が起こる一要因

  1. くすりに関する情報の評価の甘さと情報の非公開性.
  2. くすりは,専門家でないと理解できない,正しく使いこなせないという考え方.
  3. くすりに関する情報は,専門家だけが知っていれば良いという風潮.
  4. 副作用を知らせると,不安になってくすりを飲まなくなるのではないかという考え方.
  5. ネガティブな情報は,小さな声で,ポジティブな情報は,大きな声でという体質.
  6. 有効性は過大に,安全性は過小に評価するという風潮


薬害の例


参考文献:

・望月眞弓 著,くすりと情報は使いよう,丸善,2000

・紺野昌俊,MRSA 感染症のすべて,医薬ジャーナル社,1991