ライ症候群(Reye 症候群)
水痘やインフルエンザに罹患している小児(主に6ヶ月〜15才)にアスピリンを投与すると,嘔吐,意識障害,けいれん,肝障害を伴う致命的な脳障害を引き起こす危険性があり,死亡率も高い疾患なので,小児へのサリチル酸類薬剤の使用は禁忌である.
サリチル酸系薬剤:
アスピリン(アセチルサリチル酸)
,サリチル酸ナトリウム,サリチルアミド,ジフルサニルなど