平成13年度 薬物治療学 定期試験問題

問1.次の医薬品開発に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.医薬品開発における試験は、非臨床試験と臨床試験に分けられ、製造承認申請前の臨床試験には第 I 相から第 III 相までの試験がある。
 b.第 III 相以降の臨床試験は、被験薬の適応対象となる患者によって行われる。
 c.臨床試験は、GMP(Good Manufacturing Practice)の遵守のもとに行われる。
 d.非臨床試験は、GLP(Good Laboratory Practice)の遵守のもとに行われる。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問2.次の用語・英訳・その略語に関する対応のうち、正しい組合せはどれか。
 a.治験コーディネーター --- Clinical Research Coordinator --- CRC
 b.治験審査委員会 ----- Institutional Review Board ---- IRB
 c.医薬品の臨床試験の ---- Good Clinical Practice ------ GCP
   実施に関する基準
 d.医薬情報担当者 --------- Medical Reporter ---------- MR

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問3.ヘルシンキ宣言に関する次の記述のうち、正しい組合せはどれか。
 a.学術的な知識を深め、かつ苦しんでいる人々を助けるためには、研究室での試験から得られた成果をヒトに応用することは必要欠くべからざるものである。
 b.医学の進歩は研究に基づいているが、これらの研究の一部なりとも最終的には、ヒトを対象とした試験によらなければならない。
 c.ヒトを対象とする研究は、科学的原則に従って適切に行われた基礎実験、動物実験、さらに科学的文献による知識に基づくものでなければならない。
 d.臨床試験の実施に当たり、被験者から自由意志による口頭での同意が得られることが必要である。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問4.臨床試験(治験)に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.治験審査委員会は5人以上の委員で構成され、少なくとも1人は、医学、歯学または薬学の専門家以外の委員を加えなければならない。
 b.治験の被験者となることに同意した入院患者が、途中で治験の継続を拒否した場合、直ちに当該被験者の治験を中止しなければならない。
 c.治験の途中、患者から治験薬の投与量を減らして欲しいという要望があっても、担当医師は投与量を変更してはならない。
 d.臨床試験(治験)実施の責任は、基本的に製薬会社にあり、治験実施に関わるすべての責任主体は製薬企業である。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問5.既に市販されている医薬品に関する次の記述のうち、正しい組合せはどれか。
 a.使用成績調査は「医薬品の市販後調査の基準(GPMSP)」の対象外である。
 b.薬物相互作用を検討するために計画された市販後臨床試験も、治験審査委員会で審査される。
 c.特別調査では、小児、高齢者などの特殊な患者群における使用成績が主に調査される。
 d.市販後調査の結果は再審査資料として使用できない。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問6.医薬品の有害反応に関する次の記述について、正しい組合せはどれか。
 a.ある薬物のみを中止して症状や異常検査所見が改善すれば、中止した薬物が被疑薬と考えられる。
 b.被疑薬を用いた皮内テストは、皮膚以外に発現する副作用においてもその薬物に対するアレルギー反応の存在を示し、信頼性が高い。
 c.被疑薬が血中有効治療濃度域内にあれば、副作用が発現することはまれである。
 d.菌交代症は、二次的有害反応の症状のひとつである。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問7.薬物アレルギーに関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
 a.薬物アレルギーとは、ある特定の薬物あるいはその構造類似物質によって前もって感作(免疫)された個体が免疫機序に基づいて起こす有害反応のことである。
 b.症状が同じであれば、その機序や原因薬物は同一と推定できる。
 c.アナフィラキシーショックの初期治療にはエピネフリンが用いられる。
 d.接触性皮膚炎には、感作されたT-リンパ球とマクロファージが関与している。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問8.次の用語は、医薬品の副作用として添付文書中に用いられることがある。用語とその意味の対応の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.Stevens-Johnson 症候群 ------- 
    精神分裂病治療薬などの投与中に惹起され、高熱、発汗、筋強剛、無動、けいれんや意識障害を主徴とする症候群。
 b.偽アルドステロン症 -------
    甘草を含む生薬製剤の服用によって惹起される高カリウム血症
    と高血圧をきたす疾患。
 c.偽膜性大腸炎 -------
    主に抗菌薬の投与により発症する大腸の炎症性疾患。発熱、下
    痢、腹痛などの症状を伴い、致死的である。
 d.悪性症候群 -------
    抗菌薬などの服用中に惹起される皮膚粘膜眼症候群。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問9.次の薬物相互作用の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.長期喫煙者では、テオフィリンの気管支拡張作用は非喫煙者に比べて強くでる傾向がある。
 b.ワルファリン服用中に納豆を食べるとワルファリンの抗凝血作用が増強することがある。
 c.フェロジピンのようなカルシウム拮抗薬をグレープフルーツジュースとともに服用すると作用の増強が見られる。
 d.オフロキサシンなどのニューキノロン系抗菌薬を牛乳とともに服用すると、作用の増強が見られる。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問10.薬物相互作用に関する次の記述の正誤のうち、正しい組合せはどれか。
 a.プロベネシドを投与すると、尿細管細胞の有機アニオントランスポートにおいて競合阻害が起こるので、セファロスポリンの血中濃度が高くなる。
 b.フルオロウラシル系抗腫瘍剤と抗ウイルス剤ソリブジンとの併用により、重篤な聴力障害が発現した。
 c.定常状態に達したジギトキシンの血中濃度はフェノバルビタールの併用により低くなった。
 d.エリスロマイシンは、薬物代謝酵素のCYP3A4を阻害するので、同じ酵素で代謝されるシクロスポリンの血中濃度が高くなる。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問11.薬物代謝に関する次の記述の正誤のうち、正しい組合せはどれか。
 a.チトクロームP450(CYP)の分子種の中で、CYP2D6 や CYP2C19 には、遺伝的多型性が存在する。
 b.高齢者の腎機能の評価には、血清クレアチニン値が良い指標となる。
 c.新生児のUDP-グルクロン酸転移酵素活性は非常に高く、生理的高ビリルビン血症の原因となる。
 d.Phenotype(表現型)の差異を規定する DNA 塩基配列情報の多様性を、genotype(遺伝子型)という。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問12.病態による投与設計に関する記述のうち、正しい組合せはどれか。
 a.肝障害時には、塩基性薬物に対する主要な結合タンパクであるアルブミン濃度が低下するので、タンパク結合率が高い薬物の血中遊離薬物濃度が増加する可能性がある。
 b.肝硬変の患者では、ペンタゾシン、ニカルジピンなどの初回通過効果を受ける薬物の薬効が強く現れる。
 c.未変化体として排泄される薬物の場合には、腎障害患者における薬物投与計画を慎重に行う必要がある。
 d.典型的な腎不全状態では、α1-酸性糖タンパク(AAG)はむしろ増加する。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問13.脳血管障害とその治療薬に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
 a.脳血管障害とは、脳の血管に一次的な原因があって虚血や出血を生じることにより脳組織が障害される疾患の総称である。
 b.頭蓋内圧が亢進している場合は、10%グリセリン5%果糖加グリセロール液を投与する。
 c.一過性脳虚血発作(TIA)の再発予防のため、アスピリンが用いられる。
 d.再出血を防止する目的で、Ca拮抗薬などを用いる。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問14.老年期痴呆とその治療薬に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
 a.老年期痴呆の多くは、脳血管性痴呆とアルツハイマー病である。
 b.アルツハイマー病は、麻痺、運動失調症、感覚障害などの神経症候を示し、痴呆が徐々に進行する神経変性疾患である。
 c.塩酸ドネペジルは、脳血管性痴呆の薬として許可されている。
 d.自発性・意欲の低下があったり、軽度の知的機能低下がみられる脳血管障害慢性期に、ニセルゴリンが有効である。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問15.パーキンソン病とその治療薬に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
 a.パーキンソン病は、中年以降に発症する進行性の神経変性疾患で、振戦、筋固縮、無動、姿勢・歩行障害などの運動症状を主徴とする。
 b.ドロキシドパ(ドプス)は、ドパミンの前駆物質で、すくみ足、起立性低血圧に効果がある。
 c.MAO-A阻害薬のセレギリンを L-DOPA と併用投与すると、L-DOPA の増量または投与回数の増加を抑えることが出来る。
 d.L-DOPA を長期に投与すると、wearing-off 現象、on-off 現象、遅発性ジスキネジアなどが見られる。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問16.躁うつ病の治療に用いられる薬物に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.そう病治療における至適な血清リチウム濃度は0.5〜1.2 mEq/Lである。
 b.塩酸クロミプラミンは抗うつ薬として用いるほか、低用量で遺尿症に用いる。
 c.三環系抗うつ薬はモノアミン再取り込み阻害作用を持ち、その薬効は通常投与開始後2、3日で現れる。
 d.マレイン酸フルボキサミンは、中枢・末梢セロトニン作動性神経終末で特異的にセロトニンの再取り込みを抑制する。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問17.精神疾患とその治療薬に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
 a.リスペリドンは、セロトニン5-HT2受容体及びドパミンD2受容体の遮断作用を有し、精神分裂病の陰性症状にも有効である。
 b.クエン酸タンドスピロンは、脳内セロトニン5-HT1A受容体を選択的に刺激して、抗不安作用を発現する。
 c.ベンゾジアゼピン系のトリアゾラムは、超短時間型の睡眠薬として用いられ、副作用として一過性の前向性健忘が現れることがある。
 d.塩酸パロキセチンは、うつ病やパニック障害に適応を持つ四環系抗うつ薬であり、MAO阻害薬との併用は禁忌である。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問18.心身症・神経症についての記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
 a.治療の基本は、自分で自分のことを制御できる状態に導くことである。
 b.心身症は、その発症に心理・社会的因子が関係し、自律神経を介して身体の機能障害を呈する。
 c.身体の機能障害に対する治療に抵抗を示すことが多い。
 d.抗不安薬、抗うつ薬、睡眠薬のみらなず、抗精神病薬、炭酸リチウムやβ遮断薬の使用によって軽減することがある。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問19.精神分裂病の病態と治療に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.急性期の症状には、無為、自閉、感情鈍麻などがある。
 b.抗精神病薬により、副作用として悪性症候群を引き起こすことがある。
 c.慢性期の症状は、ドパミン作動性神経の過剰活動によるものと推定されている。
 d.フルフェナジンにより、遅発性ジスキネジア、麻痺性イレウス、顆粒球減少症を引き起こすことがある。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問20.心不全の病態と薬物療法に関する正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.心不全の原因となる疾患として、心筋梗塞,弁膜疾患、貧血、甲状腺機能高進(亢進)症などがある。
 b.心不全の兆候として、起坐呼吸、心拡大、頚部静脈の怒張、肺うっ血などが見られる。
 c.心不全に伴いレニン・アンギオテンシン・アルドステロン系の活性が低下する。
 d.ACE 阻害薬は、心不全患者の長期予後、運動耐容能を改善することが報告され、長期的な治療の第一選択に用いられる。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問21.虚血性心疾患とその治療に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.狭心症と心筋梗塞の主な病因は動脈硬化で、誘因や症状が異なる。
 b.労作性狭心症では心電図上ST波が上昇し、心筋梗塞ではST 波が下降することが多い。
 c.アドレナリンβ受容体刺激薬は、労作性狭心症に対する第一選択薬である。
 d.心筋梗塞の治療に血栓溶解薬を使うことが多いが、胃潰瘍、頭蓋内出血性疾患がある場合は禁忌である。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問22.高血圧症の治療に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.通常薬物治療を開始する前に、生活習慣を改善すべきである。
 b.高血圧の薬物治療は、副作用を避けるため初期段階から複数薬物の併用を原則とする。
 c.心不全を伴う症例では、ACE 阻害薬が選択される。
 d.Ca拮抗薬により、めまい、ふらつきなどが現れることがあるので、危険な機械操作や車の運転には注意するように指導し、また、自己判断で服薬を中止しないように服薬指導する。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問23.かぜ症候群の治療に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.通常かぜ症候群は、細菌感染により引き起こされる。
 b.非ステロイド性抗炎症薬とニューキノロン系抗菌薬の併用により、けいれんが誘発されることがある。
 c.小児のインフルエンザによる発熱には、ジクロフェナクが有効である。
 d.ザナミビルやオセルタミビルは、A型、B型インフルエンザウイルスのノイラミニダーゼの作用を特異的に阻害し感染拡大を阻止する。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問24.次の気管支喘息とその治療に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.気管支喘息の原因は、気道の慢性炎症による気道過敏性の亢進と考えられており、炎症細胞の浸潤と気道上皮剥離が特徴的である。
 b.喘息では、気道の炎症部位から放出されるケミカルメディエーターによって粘膜の浮腫、気道筋の攣縮などによる気道の狭窄がおこる。
 c.プロピオン酸ベクロメタゾンは、気管支平滑筋を拡張させることにより、喘息発作を予防する。
 d.オザグレルは、TXA2 合成酵素阻害作用により、抗アレルギー作用を示す。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問25.骨粗鬆症とその治療薬に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.骨粗鬆症は、骨吸収に比べて骨形成が相対的に亢進した結果、骨量が減少する疾患である。
 b.カルシトニン製剤は、破骨細胞による骨吸収を抑制し、骨粗鬆症性疼痛にも効果がある。
 c.エチドロン酸二ナトリウムは、ヒドロキシアパタイトの結晶形成を亢進し、破骨細胞の機能を抑制する。
 d.アルファカルシドールは、腸管でのカルシウム吸収を促進させるので、老年者や胃腸管切除患者に有用である。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問26.慢性関節リウマチ(RA)とその治療に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.関節局所の炎症性の疾患で、寛解・再燃を繰り返しながら徐々に軟骨・骨破壊へと進行する進行性の疾患である。
 b.慢性関節リウマチの第一選択薬は、酸性非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)である。
 c.疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)は、慢性関節リウマチの免疫学的異常を是正し、炎症を抑制し、軟骨・骨破壊の進行を遅らせる。
 d.T細胞やB細胞などのリンパ球の増殖を抑制するため、ミゾリビンやメトトレキサートを用いることがある。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問27.胃炎、消化性潰瘍の治療薬に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)の長期投与時に見られる潰瘍に対しては、オルノプロスチルは用いられない。
 b.プロトンポンプ阻害薬の副作用として、ショック、無顆粒球症、汎血球減少症、Lyell症候群、Stevens-Johnson症候群などがある。
 c.クエン酸モサプリドは5-HT4受容体を刺激し、消化管運動を促進し、胃排出促進作用を示す。
 d.オメプラゾールを代謝する酵素には、遺伝子多型が存在し、日本人では15〜20%のPM(poor metabolizer) が存在する。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問28.胃炎の治療薬に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.胃酸分泌を司る壁細胞には、アセチルコリン、セロトニン、ヒスタミンの3種類の受容体があり、酸分泌を惹起する。
 b.シメチジンの副作用として、ショック、無顆粒球症、汎血球減少症、Lyell症候群、Stevens-Johnson症候群などがある。
 c.テプレノンや塩酸セトラキサートは、胃粘液増加、胃粘膜血流改善および胃粘膜プロスタグランジン増加作用を有する。
 d.ピロリ菌の除菌には、ランソプラゾール、アモキシシリン、クラリスロマイシンの3剤併用療法が用いられる。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問29.肝炎の病態と治療に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a. B型肝炎ウイルスは、主に食物や飲料水を介して経口的に感染する。
 b.インターフェロン製剤の副作用には発熱、悪寒、頭痛、全身倦怠感、うつ症状などがある。
 c.インターフェロン製剤はB型およびC型慢性肝炎の治療に用いられる。
 d.ラクツロースは腸内細菌によるアンモニアの産生を増加させるため肝性脳症を悪化させる。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問30.膵炎の病態と治療に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a. 急性膵炎は、活性化した膵酵素が膵間質内に逸脱し膵を自己消化・自己融解したために起こる浮腫性、出血性、壊死性の炎症である。
 b.膵炎の進展および重症化を防ぐために、メシル酸ナファモスタットなどが用いられる。
 c.急性膵炎の際は、絶飲絶食、胃液吸引を行い、D2受容体拮抗薬を投与し、疼痛の緩和には、鎮痛坐薬や麻薬を用いる。
 d.慢性膵炎では、アルコール摂取の禁止、胆石の除去、鎮痛および、膵外分泌機能不全の補充、糖尿病の治療を行う。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問31.ネフローゼ症候群の病態と治療に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.主要な病態は、糸球体障害の結果起こってくる蛋白漏出と低蛋白血症、その結果見られる浮腫、高脂血症、血液凝固の亢進である。
 b.ネフローゼ症候群の一般療法としては、安静と食塩制限が必須であり、薬物療法としてはエリスロポエチン療法が基本になっている。
 c.ネフローゼ症候群に対する副腎皮質ホルモン薬は、初期大量、漸減、維持量投与を原則とする。
 d.腎保護作用を期待して、ACE阻害薬やCa拮抗薬が用いられる。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問32.慢性腎不全で認められる症候とその治療薬との対応のうち、正しい組合せはどれか。
    症候            治療薬
 a.腎性貧血 ―――――――― 炭酸カルシウム
 b.腎性骨異栄養症 ――――― 活性型ビタミンD3
 c.代謝性アシドーシス ――― 炭酸水素ナトリウム
 d.高尿酸血症 ――――――― アロプリノール

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問33.糖尿病とその治療薬に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.糖尿病性網膜症は、成人失明の最大の原因となっている。
 b.糖尿病の典型的な症状は、口渇、多飲、多尿、体重減少である。
 c.慢性期の血糖コントロールの指標として、ヘモグロビンA1c(HbA1c)値の測定が有用である。
 d.α-グルコシダーゼ阻害薬は、糖質の単糖類への分解を抑制して吸収を遅延させるので、食直後に服用する。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問34.高脂血症とその治療薬に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.動脈硬化は、高脂血症の最も重要な合併症である。
 b.家族性高コレステロール血症では、血清総コレステロールの高値と共に眼瞼黄色腫やアキレス腱肥厚が見られることがある。
 c.高脂血症による膵炎の発症には、血清トリグリセリドよりもコレステロールが関係する。
 d.シクロスポリンを使用している腎移植患者では、高血圧症や高脂血症を示すことがある。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問35.内分泌性代謝疾患とその治療薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.甲状腺機能高進(亢進)症は男性に多い疾患で、体温上昇、食欲増進、体重減少などの症状を示す。
 b.チアマゾールは、甲状腺ホルモン合成に関わる甲状腺ペルオキシダーゼを阻害し、ホルモン合成を可逆的に抑制する。
 c.痛風は、男性に多く見られる疾患で、母趾関節の激痛を初期症状として発症することが多い。
 d.アロプリノールは、シクロオキシゲナーゼを阻害して尿酸産生を抑制する。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

以下、ボーナス問題です:
問36.39歳の男性。半年前から悪心、腹痛、食欲低下および下痢と便秘の繰り返しが現れ、これを気にして精神科をはじめとする各医院、各科を転々と受診し、種々の治療薬を服用していた。2週間前から声が小さく単調になり、動作が緩慢になった。表情は硬く、頸部と四肢に筋固縮を認め、ころびやすい。2週間前から現れた症状の原因と考えられる薬物の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.臭化ブチルスコポラミン
 b.スルピリド
 c.ファモチジン
 d.クロルプロマジン

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問37.内科患者(女56歳)の処方に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 処方 @マレイン酸エナラプリル錠(5 mg)
                1T 1日1回朝食後服用14日分
    Aベンズブロマロン錠(25 mg)
                1T 1日1回朝食後服用14日分
    B塩酸ジルチアゼム(30 mg)
                3T 1日3回毎食後服用14日分
    Cエチゾラム(0.5 mg)
                1T 1日1回就寝前服用14日分

 a.高尿酸血症又は痛風を伴う高血圧症治療のための処方と考えられる。
 b.Aの重大な副作用に劇症肝炎などの重篤な肝障害、黄疸があるので、患者に肝障害が発生する場合があることを説明し、食欲不振、悪心・嘔吐、全身倦怠感、腹痛、下痢などがあらわれたら服用を中止し直ちに受診するように指導した。
 c.Bの服薬指導の1つに、「多めの水で服用すること」があげられるが、これは食道潰瘍をおこすおそれがあるからである。
 d.Cを高齢者に用いる場合は、薬用量に上限が設定されている。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問38.58歳男性。3年前に労作時の胸部圧迫感、呼吸困難が出現したため冠動脈造影検査を行った結果、高度狭窄が認められたため冠動脈バイパス手術を受け経過は良好であった。1年前の検診で血糖高値、血中コレステロール高値を指摘されたが放置していた。今年の検診でも同様な指摘を受けたため来院した。身長161 cm、体重95 kg、血圧156/92 mmHg、胸部レントゲンでは軽度の心肥大を認めたが、心電図・負荷心電図では狭心症の所見はない。空腹時インスリン25μU/mL(正常値5〜10μU/mL)、空腹時血糖170 mg/dL、HbA1c 9.0 %。糖尿病性合併症は認められない。
上記の症例に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.空腹時血糖の値より、インスリン依存型糖尿病と推測される。
 b.食事療法と同時に運動療法として、1日10 kmのマラソンを行うようすすめる。
 c.有効な薬剤としてはインスリンが挙げられるため、自己注射指導を行う。
 d.ワルファリン、ヘパリン等の抗凝血薬が有効である。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問39.59歳の男性、大酒家。飲酒後、突然上腹部痛が生じ、嘔吐、悪心も見られたため来院した。痛みは背部から左肩まで放散する。体温37.8 ℃、赤血球450万個/μL、白血球24000個/μL。血液生化学的所見:Ca 6.5 mg/dL,アミラーゼ4500単位(正常360単位以下)、リパーゼ750単位(正常190単位以上)。
この疾患の治療として正しいと思われる処置の組合せはどれか。
 a.ペンダゾシンの投与
 b.消化酵素の補充
 c.H2受容体遮断薬の投与
 d.絶食・絶飲

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問40.45歳の男性。3日前より38 ℃の発熱、咳嗽、喀痰や咽頭痛が出現した。安静にしていたが、昨夜より39 ℃の発熱、黄色の喀痰、咳嗽や咽頭痛も強度となり受診した。細菌性咽頭炎、急性気管支炎の疑いがあると診断され、セフェム系の抗生物質と抗炎症薬が3日間処方された。この患者への服薬指導に関する正誤について、正しい組合せはどれか。
 a.薬物アレルギーについて質問した。
 b.胃腸障害が出やすいので、必ず抗生物質は食事摂取後に服用するように指導した。
 c.服用後、症状が軽減すれば、服用を中止しても構わないことを伝えた。
 d.症状が軽減しない場合や、下痢、発疹が出現した場合は、速やかに再受診するように指導した。

      a b c d
    1.正 正 正 正
    2.正 正 正 誤
    3.正 正 誤 正
    4.正 誤 正 正
    5.正 誤 誤 正
    6.誤 正 正 正
    7.誤 正 正 誤
    8.誤 正 誤 正
    9.誤 誤 正 誤
    0.誤 誤 誤 誤

問41.この3ヶ月間に、薬物治療学の講義“外”で学んだり調べた、“薬物治療”に関わる事項について、記述せよ。(マークシート用紙の裏に記載すること)

※この問題の解答は、以下のURL に掲載する予定です。
 http://wwwyaku.meijo-u.ac.jp/chem_pharm/mhiramt/EText/
  Pharmacol/AppTherap.html

※再試験は、この問題を範囲として行いますが、マークシートにはしない予定ですので、内容まで理解して良く勉強をしておいて下さい。