χ(カイ)2乗検定(χ2-test)
2×2分割表,l×m分割表におけるカイ2乗検定
- 実験データを入力する
- 「ファイル」から「新規」を選択する.ここでは,観測データをそのままカテゴリー(名義変数)に「観測値」として入力する方法を示す.「集計データ」,「二元表」を入力し,同様に計算させることも可能である.

- 入力列の「タイプ:」を「カテゴリー」にする.

- 「新規ボタン」を押す.

- 「カテゴリー名:」に,その群のカテゴリー名を入力し,「群名:」に,それぞれの群の名前を入力する毎に,「追加ボタン」を押す.

- 最後に「終了ボタン」を押す.

- 2列目の「入力列」も,「タイプ:」には,「カテゴリー」を選択する.

- 新しいカテゴリーを入力する時は,「新規ボタン」を押す.

- 先程と同様に,「カテゴリー名:」,「群名:」を入力する.

- 入力出来たら,「終了ボタン」を押す.

- それぞれのデータを入力する.この時,上記のカテゴリーで登録した順に,1,2,・・となっているので,入力するときは,それぞれに対応した数字を入れると,先程登録した名前がそれぞれのセルに入力される.
- 入力後は,画面のようにどこかのセルが選択(ハイライト,色が反転している)されているのではない状態になるように,例えば,3列目の入力列かどこかをクリックしておく.(ハイライトされているところが,入力データとして認識されないので)

- 簡単に解析を行うときには,「解析(A)メニュー」の「相関」の中から,「分割表分析-観測値」を選択する.

- 右側の「変数」リストから,「列1」および「列2」を左側の変数と書いてある□の中へドラッグ(クリックしたまま移動)する.

- 変数をドラッグ出来たら(ここでは,「列1」および「列2」の2つの変数を選択),「OK
ボタン」を押す.

- ビューシートに「分割表分析統計量」および「観測度数」が計算されてくる.

- 「ビューシート」の左側の統計手法リストの「分割表分析」の左側の三角印を押し,そのリストを表示させる.
- すでに「分割表分析統計量」および「観測度数」は計算されているので,「期待値」の所をダブルクリックする.

- 「データのタイプ:」を聞いてくるので,ここでは,「観測値」を選択し,「OKボタン」を押す.

- 変数が指定されていないと,このような期待値の表が現れるので,次ステップのように「変数」を指定する.

- 変数一覧(画面に表示されていなかったら,上のメニューバーから「変数一覧」を表示させる)のウィンドウで,「列1」をハイライトさせ「選択ボタン」を押し,さらに「列2」をハイライトさせ「選択ボタン」を押す.(それぞれ「列1」,「列2」をダブルクリックしても選択可能).

- 期待値が計算され,下記のような表が現れる.もし,この時,どこかのセルの期待値が5以下の場合は,一般には「分割分析統計量」の「カイ2乗
p値」をそのまま利用できない.その時は,2×2のモデルの時は,「分割分析統計量」の一番下に計算されてくる「Fisherの直接法
p値」の方を用いる.(#15を参照)

- 計算が終わったら「ファイル」から「保存」を選択し,データを保存しておく.

- 保存場所を選択する.

- #12のように,「解析」メニューの「相関」のところからも簡単に計算できるが,この例のように,「新規ビューシート」を選択し,先程と同様に「分割表分析」から各統計量を計算することも出来る.


- それぞれの値を計算させるためには,計算したい項目をダブルクリックすると,#18のような「データのタイプ:」を聞いてくるので,「観測値」を選択し,「OKボタン」を押す.

- 最後に,「ファイル」から「終了」を選択し,「StatView」を終了させる.
