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鈴木 英次 教授

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授業科目:薬学英語T(2年前期)、薬学英語U(2年後期)、薬学英語V(3年前期)
医療英語コミュニケーション学特論 (大学院臨床薬学前期)

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鈴木 英次 SUZUKI Eiji

E-mail :esuzuki@ccmfs.meijo-u.ac.jp

出身大学:名古屋市立大学薬学部卒業

最終学歴:名古屋大学理学研究科化学専攻修士課程修了

学位  :理学博士(名古屋大学)

所属学会:日本薬学会・日本化学会・日本薬剤師会・ITE国際技術交流協会・

     大学英語教育学会・外国語教育メディア学会

教育・研究活動: 

 1980年代の初めに,私が薬学英語教育を始めた頃,その教育法については暗中模索の状態にあった.私はコンピュータを活用して薬学英語の問題点を解明できれば,その成果が教育に役立つのではないかと考えて研究を開始した.研究対象として,薬学の基礎学問である有機化学,生物化学の学術雑誌を選んだ.すなわち,アメリカ化学会発行のJournal of Organic Chemistry (1987)およびJournal of Biological Chemistry (1994)の本文をコンピュータに入力し,このデーターベースをコーパスとした.これを用いて,語句, 用法,構文,文型などの使用頻度数,使用確率を統計的に分析し,さまざまな英語の問題点を解明した. 科学英語について,コンピュータを利用した統計的研究は,わが国はもとより世界でも最初であり,科学技術者の英語論文の作成,学生の科学英語教育に有益で実用的な指針となっている.

 研究成果を科学雑誌「化学」(化学同人)に連載講座として,1996年から3年間連載し,著書「科学英語のセンスを磨く−オリジナルペーパーに見られる表現」(化学同人,1999年発行)に纏めて出版した.「科学新聞」は2000526日に,斬新でユニークな研究として本書の特集記事を掲載した.本研究はインターネット「Yahho!」でトップ10情報に紹介されている.また,海外でも高い評価を受け,2004年には中国語版が台湾および香港で出版される.

学会・社会活動

 日本薬学会東海支部・会計幹事(19871988年),日本薬学会アドバイサー(19921994年)を務めた.ITE国際技術交流協会名古屋支部長(19891996年)を務め,ITE国際技術交流協会主催,日本薬学会東海支部,日本化学会東海支部,日本農芸化学会中部支部協賛の英語講習会「英語論文の表現と学会発表」の事務局責任者および講習会講師を8年間担当した.1991年にITE国際技術交流協会から「コンピュータを利用した統計的英語研究」に対し,ITE国際技術交流協会イステーム賞を受賞した.

 大学の大綱化以来,理系学部では科学英語教育の重要性が認識され,専門英語教育を開始した大学が多い.豊橋技術科学大学工学部で非常勤講師として10年間(19901999年)化学英語を担当し,岐阜薬科大学では3年間(19921994年)非常勤講師として薬学英語を担当した.また,名古屋市立大学薬学部では1993年以来,今日まで11年間非常勤講師として薬学英語を担当している.




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