研究業績

2017年

学会報告

岡本誉士典
DNA付加体形成メカニズム研究を基盤とした乳がん治療薬タモキシフェンの非遺伝毒性化
日本環境変異原学会、平成29年度公開シンポジウム「若手が拓く環境変異原研究」(東京)平成29年6月10日

Yoshinori Okamoto, Shohei Ogiwara, Kanoko Sakata, Akira Aoki, Koji Ueda, Hideto Jinno
Serum metabolomic analysis for understanding estrogen–induced mammary tumorigenic mechanisms in female ACI/Seg rats
13th Annual Conference of the Metabolomics Society METABOLOMICS 2017(Brisbane, Australia)
平成29年6月27日

坂田佳徳子、岡本誉士典、荻原翔平、青木 明、植田康次、神野透人
エストロゲン誘発性乳腺腫形成におけるリゾリン脂質の寄与
第63回日本薬学会東海支部大会(岐阜)平成29年7月8日

酒谷健斗、青木 明、茨木康太、城山晴佳、岡本誉士典、植田康次、神野透人
マウス脂肪前駆細胞3T3–L1の褐色化におけるTRPA1の役割
第63回日本薬学会東海支部大会(岐阜)平成29年7月8日

清澤しほ、青木 明、岡本誉士典、植田康次、神野透人
PCR産物の高解像度融解曲線解析による名古屋コーチン鑑別法の開発
第63回日本薬学会東海支部大会(岐阜)平成29年7月8日

長谷川元紀、大河原晋、礒部隆史、埴岡伸光、神野透人、香川(田中)聡子
種々ヒト由来細胞株におけるイソチアゾリノン系抗菌剤による細胞毒性の比較
第44回日本毒性学会学術年会(横浜)平成29年7月11日

香川(田中)聡子、大河原晋、磯部隆史、青木 明、植田康次、岡本誉士典、埴岡伸光、神野透人
室内濃度指針値策定候補物質によるヒト侵害受容体TRPA1活性化とその種差
第44回日本毒性学会学術年会(横浜)平成29年7月11日

植田康次、青木 明、岡本誉士典、神野透人
グルタチオン代謝動態の誘導亢進によるセレン毒性の増強
第44回日本毒性学会学術年会(横浜)平成29年7月11日

荻原翔平、岡本誉士典、青木 明、植田康次、神野透人
卵巣摘出によるACI/Segラットの血清・糞便メタボロミクス変化とエストロゲン補充の効果
第44回日本毒性学会学術年会(横浜)平成29年7月11日

岡本誉士典、佐々木ちひろ、青木 明、植田康次、神野透人
分化誘導したヒト神経芽腫SH–SY5Y細胞に対してアミノ酸系人工甘味料が及ぼす細胞形態変化
第44回日本毒性学会学術年会(横浜)平成29年7月12日

前川梨沙、青木 明、岡本誉士典、植田康次、大河原晋、埴岡伸光、香川(田中)聡子、神野透人
作用機序の異なる2種類のアゴニストによるヒト侵害受容器TRPA1の相乗的活性化
フォーラム2017:衛生薬学・環境トキシコロジー(仙台)平成29年9月1日

佐々木ちひろ、岡本誉士典、青木 明、植田康次、神野透人
人工甘味料ネオテームによる酸化ストレス誘導を介した神経毒性
フォーラム2017:衛生薬学・環境トキシコロジー(仙台)平成29年9月1日

酒谷健斗、青木 明、茨木康太、城山晴佳、岡本誉士典、植田康次、神野透人
TRPA1活性化によるマウス脂肪前駆細胞の褐色化誘導
フォーラム2017:衛生薬学・環境トキシコロジー(仙台)平成29年9月2日

礒部隆史、大河原晋、香川(田中)聡子、神野透人、埴岡伸光
ヒトにおける 4–tert–オクチルフェノールのグルクロン酸抱合反応に関与するUGT 分子種とその役割
フォーラム2017:衛生薬学・環境トキシコロジー(仙台)平成29年9月2日

大河原晋、中村恵理子、礒部隆史、埴岡伸光、神野透人、香川(田中)聡子
BEAS–2B 細胞におけるイソチアゾリノン系抗菌剤による炎症性メディエーター産生
フォーラム2017:衛生薬学・環境トキシコロジー(仙台)平成29年9月2日

田原麻衣子、神野透人、香川(田中)聡子、酒井信夫、五十嵐良明
アルデヒド類の市販試薬における異性体の値付け
環境科学会2017年会(北九州)平成29年9月14日

達 晃一、内藤敏幸、徳村雅弘、星野邦広、岩崎貴普、神野透人、臼井信介、長尾祥大
パッシブ法による車室内SVOC 成分の定量評価手法に関する研究
自動車技術会2017年秋季大会(大阪)平成29年10月12日

香川(田中)聡子、大河原晋、礒部隆史、長谷川逹也、埴岡伸光、神野透人
侵害刺激受容体を活性化する金属化合物に関する研究
メタルバイオサイエンス研究会(岡山)平成29年10月13日

岡本誉士典、植田康次、青木 明、花井里奈、香川(田中)聡子、長谷川逹也、神野透人
エピジェネティックな機序によるヒト卵巣がん由来細胞のCisplatin耐性化に関する研究
メタルバイオサイエンス研究会(岡山)平成29年10月13日

植田康次、青木 明、岡本誉士典、神野透人
セレンの取り込みにおけるアミノ酸輸送体の役割および金属毒性への関与
メタルバイオサイエンス研究会(岡山)平成29年10月14日

田原麻衣子、酒井信夫、千葉真弘、大泉詩織、斎藤育江、大貫 文、香川(田中)聡子、神野透人、五十嵐良明、奥田晴宏
室内濃度指針値新規策定化合物の標準試験法の開発-加熱脱離捕集剤の検討-
平成29年室内環境学会学術大会(佐賀)平成29年12月13日

大貫 文、菱木麻佑、千葉真弘、大泉詩織、香川(田中)聡子、上村 仁、神野透人、田原麻衣子、酒井信夫、斎藤育江、小西浩之、守安貴子
溶媒抽出法を用いたTVOC 測定法の検討
平成29年室内環境学会学術大会(佐賀)平成29年12月13日

香川(田中)聡子、大河原晋、礒部隆史、青木 明、植田康次、岡本誉士典、埴岡伸光、神野透人
新規室内濃度指針値策定候補物質によるヒト侵害受容体TRPA1 活性化とその種差
平成29年室内環境学会学術大会(佐賀)平成29年12月13日

岡本誉士典、青木 明、植田康次、神野透人
人工甘味料ネオテームによるヒト神経系細胞への障害作用評価
日本薬学会第138年会(金沢)平成30年3月26日

礒部隆史、小島健太郎、大河原晋、越智定幸、香川(田中)聡子、神野透人、埴岡伸光
2,2,4–トリメチル–1,3–ペンタンジオール ジイソブチラートの肝ミクロゾームによる加水分解反応の種差
日本薬学会第138年会(金沢)平成30年3月26日

青木 明、城山晴佳、茨木康太、岡本誉士典、植田康次、神野透人
ラット褐色脂肪細胞の熱産生機能に対するショウガ抽出物の影響
日本薬学会第138年会(金沢)平成30年3月26日

河上強志、伊佐間和郎、五十嵐良明、神野透人
DPRA による揮発性及び準揮発性有機化合物の感作性評価(第二報)
日本薬学会第138年会(金沢)平成30年3月26日

中村恵理子、今田翔子、礒部隆史、埴岡伸光、神野透人、大河原晋、香川(田中)聡子
BEAS–2B および THP–1 における炎症性メディエーター産生に対するイソチアゾリノン系抗菌剤の影響
日本薬学会第138年会(金沢)平成30年3月26日

田原麻衣子、酒井信夫、斎藤育江、大貫 文、香川(田中)聡子、神野透人、五十嵐良明
フタル酸エステル類の室内濃度指針値の改定案と測定方法の開発
日本薬学会第138年会(金沢)平成30年3月26日

香川(田中)聡子、大河原晋、百井夢子、礒部隆史、青木 明、植田康次、岡本誉士典、埴岡伸光、神野透人
TRPA1 活性化における新規室内濃度指針値策定候補物質と(-)–Menthol の相乗作用
日本薬学会第138年会(金沢)平成30年3月26日

岡本誉士典
遺伝毒性研究の新奇アプローチ:乳がん治療薬タモキシフェンの非遺伝毒性化
日本薬学会第138年会(金沢)平成30年3月27日

加藤 嵐、礒部隆史、大河原晋、加藤輝隆、越智定幸、香川(田中)聡子、神野透人、埴岡伸光
薬物放出量を決定するインテリジェント製剤へのアルギン酸ゲルビーズの利用
日本薬学会第138年会(金沢)平成30年3月28日

植田康次、武田直仁、田口忠緒、神野透人
学習意欲向上のための非講義形式授業
日本薬学会第138年会(金沢)平成30年3月28日

原著論文

Taichi Yoshitomi, Naohiro Oshima, Yuto Goto, Shunsuke Nakamori, Daigo Wakana, Naoko Anjiki, Koji Sugimura, Noriaki Kawano, Hiroyuki Fuchino, Osamu Iida, Toshiko Kagawa, Hideto Jinno, Nobuo Kawahara, Yoshinori Kobayashi, Takuro Maruyama
Construction of prediction models for the transient receptor potential vanilloid subtype 1(TRPV1)–stimulating activity of ginger and processed ginger based on LC–HRMS data and PLS regression analyses
J. Agric. Food Chem.,65,3581–3588(2017)

Takashi Isobe, Susumu Ohkawara, Toshiko Tanaka-Kagawa, Hideto Jinno, Nobumitsu Hanioka
Hepatic glucuronidation of 4-tert-octylphenol in humans: inter-individual variability and responsible UDP-glucuronosyltransferase isoforms
Arch. Toxicol.,91,3543–3550(2017)

Tsuyoshi Kawakami, Kazuo Isama, Toshiko Tanaka–Kagawa, Hideto Jinno
Analysis of glycols, glycol ethers, and other volatile organic compounds present in household water–based hand pump sprays
J. Environ. Sci. Health A Tox. Hazard. Subst. Environ. Eng.,52,1204–1210(2017)

Masahiro Sugino, Tomomi Hatanaka, Hiroaki Todo, Yuko Mashimo, Takamasa Suzuki, Miho Kobayashi, Osamu Hosoya, Hideto Jinno, Kazuhiko Juni, Kenji Sugibayashi
Safety evaluation of dermal exposure to phthalates:Metabolism–dependent percutaneous absorption
Toxicol. Appl. Pharmacol.,328,10–17(2017)

Takashi Isobe, Susumu Ohkawara, Sadayuki Ochi, Toshiko Tanaka–Kagawa, Hideto Jinno, Nobumitsu Hanioka
Naringenin glucuronidation in liver and intestine microsomes of humans, monkeys, rats, and mice
Food Chem. Toxicol.,111,417–422(2018)

著書

岡本誉士典(分担執筆)
5. 動物性自然毒食中毒:魚介類の毒、11. 食品の器具・容器包装、異物、衛生動物
新食品・栄養科学シリーズ新版食品衛生学(川添禎浩(編))、pp. 63–73 pp.133–142、化学同人、京都(平成29年9月)

岡本誉士典(分担執筆)
7.6 食中毒発生と予防
最新公衆衛生学(上野 仁、小嶋仲夫、中室克彦(編))、pp. 179–201、廣川書店、東京(平成30年3月)

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