実務実習(4年制課程)
東海地方を中心とした200余の医療施設との連携

薬学部の学生が最初に薬剤師の実務を経験する機会は、病院および保険薬局における実務実習です。東海地方を中心とした200余の医療施設の協力を得て、学部4年生を対象に、4週間の必修科目として実施しています。出身地での実習は職能団体からの要請もあり、また就職面からも奨励しています。
実習内容は処方箋の扱い方や読み方、内服・外用の調剤・注射薬の取り扱いや調整方法、患者さんに対する薬の説明・服薬指導方法、薬歴管理方法、服用薬の体内動態、薬剤の保管・過誤防止、チーム医療などについて学習します。実務実習は単に薬剤師の実務を研修するばかりでなく、患者さんや他の医療従事者とのよりよいコミュニケーションの方法や事故防止対策、保険医療制度等を学ぶ場でもあります。