小木曽さんが日本薬学会東海支部大会学生優秀発表賞!

名古屋市で6月30日に開催された第64回日本薬学会東海支部大会で、小木曽さんの発表「調製法の異なるpDNA吸入粉末剤の安定性評価」が学生優秀発表賞を受賞しました。本賞は、予めエントリーした学部学生および大学院学生の発表を対象に審査を行い、優れた発表に対して贈呈されるものです。本研究では、噴霧急速凍結乾燥(SFD)法による粉末剤調製過程における種々の物理的ストレスを除いた調製法でプラスミド遺伝子(pDNA)粉末微粒子を調製し、pDNAの構造および活性に与える影響の大きさを評価しました。SFD法では噴霧過程でpDNAの構造が一部変化するものの、分散性に優れた製剤が得られ、吸入粉末剤としてマウス肺内に投与すると、高い遺伝子発現を示しました。この結果は、今後の遺伝子吸入粉末剤の開発ならびに臨床応用に向けて有益な情報を提供するものと考えられます。

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