平先生が第41回日本臨床薬理学会学術総会優秀演題賞受賞!
福岡市で12月3~5日に現地並びにオンラインでハイブリッド開催された第41回日本臨床薬理学会学術総会で、当研究室出身で立命館大学薬学部の平先生の発表「吸入剤充填時の不適切な保持角度により薬物の肺内送達量は顕著に減少する」が優秀演題賞を受賞しました。本演題は、立命館大学薬学部、滋賀医科大学医学部附属病院薬剤部、同呼吸器内科学と当研究室の共同研究成果に基づくものです。実臨床において高頻度で発生する吸入器保持角度の誤りにより肺内送達量は大きく減少することから、吸入器の保持角度に重点を置いた吸入指導が求められることを、滋賀医科大学医学部附属病院呼吸器内科を受診した患者30名の吸入手技の評価結果と、実験室で行った吸入特性評価から示したものです。科学的エビデンスに基づいた臨床での服薬指導の実践が期待されます。