日本薬剤学会第38年会を名古屋で開催
公益社団法人日本薬剤学会第38年会(メインテーマ「つ-な-が-る-薬剤学 ポストコロナ医療への展開」)が、2023年5月16日(火)~18日(木)の日程で、ウインクあいち(名古屋市)で4年ぶりの対面で開催され、約1,200名が参加しました。特別講演、招待講演では、杉山弘和先生(東京大学)に低分子・バイオ・幹細胞製造プロセスのデジタル設計、内藤幹彦先生(東京大学)にタンパク質分解技術と創薬、奥野恭史先生(京都大学)にビッグデータ解析による医療・創薬シミュレーションについてご講演いただきました。デジタル技術を活用した創薬・医療の展望に関する特別企画シンポジウム2件に加え、多領域にわたる6件の学術シンポジウム並びに6件のラウンドテーブルディスカッション、各種受賞講演、薬学教育シンポジウム、医薬品と包装シンポジウム、学生主催シンポジウム、一般演題282演題、9件のランチョンセミナー、並びに44件の企業展示会など、多種多様のプログラムが持たれ、議論が交わされました。2日目の夕刻には名鉄グランドホテルにて情報交換会が開催され、400名以上が参加し、会場は熱気であふれました。ご講演・ご発表・座長をご担当くださった先生方、種々の形で本年会をご支援いただいていた企業等の皆様、年会の企画・運営に携わられた先生方に、深く感謝申し上げます。