直井さんが日本薬剤学会永井財団学部学生七つ星薬師奨励賞を受賞

 当研究室6年生の直井香純さんが、京都で開催された日本薬剤学会第41年会で発表した「デキサメタゾン含有肺内ナノ粒子形成型吸入粉末製剤のin vitro細胞内取り込み/抗炎症作用特性」が、6月4日に日本薬剤学会永井財団学部学生七つ星薬師奨励賞を受賞しました。本賞は、公益財団法人永井記念薬学国際交流財団の援助のもと、卒業研究、実務実習などに関する優れた研究発表を行った学部学生を表彰するものです。

 本研究では、抗炎症薬であるデキサメタゾンパルミチン酸エステル (DexP)の肺内ナノ粒子形成型吸入粉末製剤化を目的として、ナノ粒子成分が異なる種々の粉末製剤を作成し、培養細胞での細胞分布および抗炎症効果の評価を通じて比較検証しました。その結果、DexP単独よりも優れた抗炎症効果を発揮するDexP封入ナノ粒子を溶解後に形成する粉末製剤の処方を明らかにするとともに、その効果の増大が細胞分布とは異なる因子によりもたらされる可能性を見出しました。今後のさらなる検討により、吸入剤としての実用化が大きく期待できます。

ページトップへ