イベント

研究室旅行(2019年8月19日~20日)

 当研究室ではこれまで研究室旅行を2泊3日で行い,その中で5年生が4年生に研究内容の発表を行っていました.準備段階では5年生は6年生の指導を受けることで研究を引き継いできました.今年から5年生の実務実習が変更され,時間的に2泊3日は厳しくなり,1泊2日に変更しました.8月19日(日)長野方面に向けて出発.チロルの森でバーべQ.アイスクリーム作りを体験.大町温泉・黒部ビューホテル泊.例年通りの大宴会.20日(月)は犀川でラフティング体験.安曇野スイス村で昼食.ワイナリーでワインを楽しみました.研究発表は8月22日(木)・23日(金)の父母懇談会開始前に行いました.

森田さんが日本薬剤学会永井財団学部学生七つ星薬師奨励賞受賞!

静岡市で5月16~18日に開催された日本薬剤学会第34年会で、森田さんの発表「ドラッグリポジショニングを指向した吸入粉末製剤開発②:薬物Aの噴霧乾燥粒子設計」が永井財団学部学生七つ星薬師奨励賞を受賞しました。本賞は、(財)永井記念薬学国際交流財団の援助のもと、卒業研究、実務実習等に関する優れた研究発表を行った学部学生を表彰するものです。本研究では、既存の経口薬で新たに見出された抗がん活性を肺がん治療に応用するために、噴霧乾燥法による吸入粉末製剤化に取り組みました。その中で、賦形剤としてシクロデキストリンとロイシンを組み合わせることで、薬物の難水溶性を劇的に改善するとともにこれらの賦形剤を単独で用いるよりも優れた肺送達性を発揮することを見出しました。これらの成果から、吸入製剤化による既存薬再開発 (ドラッグリポジショニング)の推進が期待されます。

バレンタインパーティー(2019年2月23日)

恒例のバレンタインパーティーを開催.昨年,一昨年に続き,薬剤師国家試験初日に,6年生を除く学生が手作りのお菓子を持ち寄り楽しいひと時を過ごしました.力作ぞろいでしたが,人気はレンコンチップと手作りトリュフでした.

書籍「次世代吸入製剤とデバイスの開発」発行

書籍「次世代吸入製剤とデバイスの開発」(シーエムシー出版)が11月15日発行されました.本書籍は岡本教授が監修し,経肺吸収に特化した薬剤学分野の専門書としては本邦初のものです.著者には,岡本教授,奥田准教授をはじめ,当研究室出身の平大樹・立命館大学薬学部助教,大竹裕子・近畿大学薬学部助教,浅井歩・大阪大学大学院医学研究科特任研究員ら35名の専門家が名を連ねています.詳細は,本書籍のHPをご参照ください.

研究室旅行(2018年8月3日~5日)

今年の研究室旅行は例年より遅めの0940出発。掛川名物「いも汁」の昼食。午後はキャタレントジャパン掛川工場でソフトカプセル剤の製造設備を見学させていただきました。間近で機械を見ることができ感激。相良サンビーチ・リゾートペンション海岸通りに宿泊。この日はBBQ。2日目午前中は5年生による研究紹介で4年生が熱心に質問。午後は体育館で運動会。室外よりは暑くなかったけれども今年はとても暑かった。夜は宴会。3日目午前中はスンプマリーナカーディングでゴーカート体験。おとなも十分楽しめる迫力でした。焼津さかなセンターで昼食を取り、無事大学に戻りました。

奥田准教授がCRS(ニューヨーク)で発表

7月22日から24日までニューヨークで開催されたControlled Release Society Annual Meeting & Expositionで、奥田准教授がポスター発表しました。演題は、“Comprehensive Information for Efficient Development of Nanoparticle-Loaded Dry Powder Inhalation Formulations”でした。会場では留学先のシドニー大学で大変お世話になったMs. Jennifer Wongと偶然の再会を楽しむことができました。

小木曽さんが日本薬学会東海支部大会学生優秀発表賞!

名古屋市で6月30日に開催された第64回日本薬学会東海支部大会で、小木曽さんの発表「調製法の異なるpDNA吸入粉末剤の安定性評価」が学生優秀発表賞を受賞しました。本賞は、予めエントリーした学部学生および大学院学生の発表を対象に審査を行い、優れた発表に対して贈呈されるものです。本研究では、噴霧急速凍結乾燥(SFD)法による粉末剤調製過程における種々の物理的ストレスを除いた調製法でプラスミド遺伝子(pDNA)粉末微粒子を調製し、pDNAの構造および活性に与える影響の大きさを評価しました。SFD法では噴霧過程でpDNAの構造が一部変化するものの、分散性に優れた製剤が得られ、吸入粉末剤としてマウス肺内に投与すると、高い遺伝子発現を示しました。この結果は、今後の遺伝子吸入粉末剤の開発ならびに臨床応用に向けて有益な情報を提供するものと考えられます。

新配属生(4年生)決まる

新配属生が決まり65()に研究室に集合しました。本年度は女性9名男性1名です。男子学生が毎年減少し、絶滅危惧種になるかもしれません。10名揃って研究と勉学を進め、卒業試験と国家試験を突破することを誓いました。

奥田准教授昇格祝賀会

この4月に准教授に昇格した奥田先生の祝賀会が,6月2日(土)Aoi Brewing Tap & Grillで華やかに行われました.当日は卒業生ら52名が集まり,奥田先生を中心に楽しいひと時を過ごしました.

奥田知将准教授が日本薬剤学会旭化成創剤研究奨励賞!

静岡市で5月30~6月1日に開催された日本薬剤学会第33年会で、奥田知将准教授が2018年度日本薬剤学会旭化成創剤研究奨励賞を受賞しました(受賞テーマ:噴霧急速凍結乾燥技術を基盤とした肺深部送達型吸入粉末剤の開発とその応用)。本賞は、製剤の機能化、最適な投与方法とそれに合った剤形開発、製剤の処方研究によって目標とする新規製剤の開発に顕著に貢献した者を対象として、旭化成(株)の協賛のもとで日本薬剤学会から授与されます。奥田准教授は、噴霧急速凍結乾燥法により簡便に製造可能な中空多孔性粉末微粒子の吸入剤応用を目指して処方・製造条件の最適化を進め、疎水性アミノ酸のL-ロイシンを分散補助剤または賦形剤として応用することで、使用者の吸入流量や吸入器の分散性能に依らず優れた肺送達性が安定して得られる粉末微粒子の製造に成功しています。また、この技術を基盤として、リポソーム・ナノクリスタル・核酸ナノ複合体などの機能性ナノ粒子を搭載したドラッグデリバリーシステム型吸入粉末剤の開発を展開し、日本発・世界初の革新的な吸入粉末剤としての実用化が期待されます。

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