非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs,解熱性鎮痛薬)


酸性非ステロイド性消炎鎮痛薬


 図:プロスタグランジンおよび関連化合物の生合成(アラキドン酸カスケード)


塩基性非ステロイド性消炎鎮痛薬

  1. 塩酸チアラミド(ソランタール),塩酸ペンジダミン(リリベン)
    • 薬理作用の特徴:PG 生合成抑制作用を示さない.作用機序は分かっていない.抗炎症作用が比較的弱く,慢性関節リウマチに対してはあまり効果がない.


その他(NSAIDs に分類されない解熱鎮痛薬)

  1. ピリン系:イソプロピルアンチピリン
  2. 非ピリン系の解熱鎮痛薬:アセトアミノフェン


参考文献:

・花田恵理花 ら,非ステロイド性消炎鎮痛薬,薬局,50/11,77-91,1999

・田中千賀子,加藤隆一編,NEW 薬理学 改訂第3版,南江堂,1996

・田中正敏 著,超図解 薬はなぜ効くか,講談社,1998