国際交流
薬学部では海外から数多くの学生や臨床教員・研究者を受け入れ、教育と研究の両面で国際的な役割を果たしています。さらに、教員と学生の国際的な視野を広げる目的で、アメリカ・南カリフォルニア大学薬学部、サンフォード大学薬学部、アリゾナ大学薬学部、中国・瀋陽薬科大学、中国薬科大学、ミャンマー・マンダレー大学との間に学術交流協定を結び、これらの協定大学を中心に国際的な研究・教育活動を実施しています。
研究については、中国などから研究者を招聘し、共同研究を進めています。教育については、アメリカの両大学から臨床教員を招聘し、学部・大学院の臨床薬学教育や臨床研修の指導に協力を仰いでいます。一方、学生には奨学金を支給してアメリカの協定大学の関連医療施設において臨床研修を実施しており、国際的な視野を有する臨床薬剤師の育成に努めています。
薬学部の学生は、本学と学術交流協定を結んでいる南カリフォルニア大学薬学部とその関連医療施設等を見学し、それぞれの大学が企画している臨床薬学の研修プログラムに参加することができます。医療の先進国であるアメリカにおける医療のあり方、薬剤師の役割について理解することは、新しい薬剤師をめざす学生諸君にとって、極めて有益であります。また、異文化に触れることは、自分自身を見つめ直すよい機会となり、多角的な視野と勉学に対する意識を高め、その後の学生生活をより充実したものにするためにも役立つでしょう。