名城大学薬学部

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平成30年度高校生体験実験講習会

平成30年7月23日(土)名城大学薬学部において、「高校生体験実験講習会」が開催されました。本行事は、本学開学75周年記念事業の一環として開催した「中学生・高校生体験実験講習会」から数えて今年度で18回目の開催となります。

今年度は、実験Ⅰ『体験してみよう錠剤ができるまで―ようこそ“製剤学”へ―』と実験Ⅱ『作ってみよう、漢方薬!:生薬学入門』の2テーマを薬学部7号館共同学生実習室の四階と三階を利用して実施しました。

当日はおりしも台風上陸の恐れもあり、開催が危惧されましたが、愛知、三重、岐阜、静岡の東海四県下の公立(6校)、私立高校(11校)の高校生(77名)が実験講習会に参加してくれました。

体験実験のアンケート結果

実験Ⅰ・Ⅱに参加した高校生の97%が「実験は楽しかった」と答えました。また、77%の参加高校生が「実験講習会で化学(理科)に対する興味が増した」と回答しました。さらに、参加高校生の85%が「実験講習会は進路選択に役立った」と答えました。また、90%の参加者が「講習会に満足した」と答え、そのうち51%は「大変満足した」と回答しました。今年度の参加高校生は学年別では、1年生が25%、2年生が52%、3年生が23%であり、昨年度および一昨年度と同様2年生の参加者が全体の半分を占めました。参加者の性別では、男子が約1割、女子が約9割でした。尚、本学薬学部の平成30年度入学者の比率は男子34%、女子66%です。

高校生体験実験講習会 アンケート実験1と2

高校生参加者の属性

<実験Ⅰ>


担当教員から製剤についてわかりやすく講義してもらいました。


押し出し造粒機により顆粒を作成しています。

<実験Ⅱ>


5種の生薬成分から「桂枝湯」をつくり、試飲しました。


煎じた「桂枝湯」の有効成分を薄層クロマトグラフィーで分析しました。

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