博士課程
本学の大学院は4年制の博士課程です。この博士課程では、独創的で創造的な高い研究力、高度な専門性と技術・指導力を兼ね備えた『薬学のスペシャリストを養成』することを目的としており、高度な薬学教育研究を展開する5つの専修分野で構成されています。学生は1つの専修分野を選択し、4年間で所定の単位を取得するとともに、実験・実習および演習において研究指導教員から指導を得て博士論文を作成します。博士論文の審査に合格すると、『博士(薬学)』の学位が授与されます。
- 各専修分野の特徴は次のとおりです。
環境衛生科学分野 食品をはじめとして化学物質や環境が生体に及ぼす影響を扱います 医療情報科学分野 医薬品の副作用や経済性などを含め医療行為全般の問題点を扱います 病態解析科学分野 病態を理解し、疾病の内的外的要因を明らかにします 薬物治療科学分野 医薬品の有効性・安全性を疫学的・科学的に実証・解明します 薬物動態科学分野 薬物の体内動態を理解し、ドラッグデリバリーシステムの開発研究を進めます - 大学院修了後には、さまざまな活躍の場が開けます。
- (1)臨床薬学研究者・教育者]
- (2)医薬品(漢方薬を含む)の適用拡大を推進する研究者
- (3)医薬品開発技術を持つ研究者
- (4)健康増進・疾病予防を推進する公衆衛生に長けた薬剤師
- (5)医療行政(国・地方公務員)を推進する薬剤師
- (6)高度な薬物治療に携わる専門薬剤師
- (7)その他