ナンシー大学


フランス、ナンシー大学の薬学生が名城大学の藤田保健衛生大学病院における臨床研修に参加

名城大学と交流協定を結ぶフランスのナンシー大学薬学部5年生のオリビエ・マリオンOlivier Maurion君(写真)が本学と藤田保健衛生大学による医薬連携大学院臨床技能コースの藤田保健衛生大学病院で行われている臨床研修に参加、2005年6月中旬から7月末までの一ヵ月半、本学の大学院生とともに日本における臨床を体験しました。彼は、救急救命センターを始め、消化器内科など8診療科部門を短期間ですが経験するとともに、サテライトセミナー室で開催される症例検討会、セミナーにも参加、自らも症例発表をするなど、充実した臨床研修を終えました。
彼は、すでに母国では癌専門病棟での臨床研修を経験しており、その体験を含めて、比較論的に研修レポートをまとめてくれました。このレポートは日仏の薬剤師教育の違いを含めて、名城大学の臨床研修の姿をよく観察しておりますので、彼の英文レポートを翻訳し、ここに掲載して皆様にご紹介します。
なお、オリビエ君は、卒業後は製薬企業への就職を希望しており、この貴重な臨床経験を医薬品の製造・流通へ生かしたいと抱負を述べています。彼はさらに、日本の製薬企業のエーザイにて、一ヵ月半の医薬品製造・管理に関する研修を経て帰国します。
藤田保健衛生大学病院における臨床研修レポート
Olivier MAURION フランス、ナンシー大学薬学部5年
国際薬科大学学部長フォーラム in Nagoya

本学での学生を交えての国際薬科大学学部長フォーラムの様子。各学術交流協定大学薬学部長と本学金田学部長による薬学教育制度の紹介と変革期にある日本の薬学部の今後についての意見交換がなされる。