OSCEとは?
OSCEとは客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination)の略です。1970年代イギリスで開発されて以来、医療面接・身体診察などの基本的臨床能力を評価する画期的方法としてヨーロッパ、北米、アジアなど世界的に用いられるようになってきています。知識はペーパー試験で評価できても、技能・態度は評価が難しいので実技のシミュレーションを行って評価します。また、それによって学習者の実技に対する関心を高めることができます。
わが国でも、すでに医学部では医学生が臨床研修前に行う共用試験においてOSCEが導入されています。また薬学部においても、平成22年度から全国で統一した試験(薬学共用試験)が実施されます。
名城大学で実施されているOSCEは下記をご参照ください。
- 第2回 平成18年度名城大学薬学部OSCE
- 第4回 平成18年度名城大学大学院臨床技能コースOSCE