名城大学薬学部

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教育理念・目的・3つのポリシー

「薬学」は、種々の天然資源中に存在する有効成分の同定・改良ならびにその化学合成を中心とした物質科学と、疾病の分子レベルでの病因解明を目指す生命科学の融合により、人の生命および健康を守る医薬品を創製してきました。この医薬品の適正な使用により、薬学は世界一の長寿国になった我が国の医療に大きく貢献しています。21世紀になり、世界が未だ経験したことのない超高齢社会の訪れとともに、国民の健康に対する関心は極めて高くなっています。安全・安心な医療のために「くすりの専門家」である薬剤師の果たす役割はますます重要になり、薬学教育はこれまでの基礎薬学教育に加え、臨床薬学教育を大幅に導入した新しい教育体制になっています。

名城大学薬学部薬学科では、教育理念、人材の養成に関する目的その他教育研究上の目的を、以下のように定めています。

教育理念

薬学の確かな知識、技能とともに、生命の尊さを知り、豊かな人間性と倫理観をもつ人材を養成し、人々の健康と福祉の向上に貢献します。

人材の養成に関する目的その他教育研究上の目的

薬学部は、薬学の確かな知識、技能とともに、生命の尊さを知り、豊かな人間性と倫理観をもち、人々の健康と福祉の向上に貢献できる人材の養成を目的とします。

3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)

薬学科は、本学立学の精神と、本学科人材養成目的「薬学の確かな知識、技能とともに、生命の尊さを知り、豊かな人間性と倫理観をもち、人々の健康と福祉の向上に貢献できる人材の養成」に基づき、次の資質・能力を身につけた学生に学士(薬学)の学位を授与します。

  1. 医療人として幅広い教養とコミュニケーション力を身につけ、生命の尊厳について深い認識を持ち、薬剤師としての社会的責任と使命を自覚して、広い視野に立って物事の公正な判断ができる。
  2. 薬剤師に求められる幅広い薬学の知識と技能を修得し、健康・医療における諸問題の解決のために活用し、社会に貢献できる。
  3. 高度な専門知識と臨床技能を有する薬剤師として他の医療職と協力して患者中心の医療を実践し、「くすりのプロフェッショナル」として医療の質の向上に貢献できる。
  4. 医療人としての論理的思考力と科学的視点を有し、探究心と創造力を育み、薬学および生命科学研究を推進することができる。
  5. 医療の変化に対応し、社会に貢献するために、生涯にわたって主体的に学び続け、学んだことを自ら振り返ると共に、薬剤師の新しい職能の開拓、後進の育成に貢献できる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成方針)

薬学科は、本学科人材養成目的「薬学の確かな知識、技能とともに、生命の尊さを知り、豊かな人間性と倫理観をもち、人々の健康と福祉の向上に貢献できる人材の養成」に基づいた学位授与方針に示す資質・能力を身につけさせるため、次のような教育課程を編成し、実施します。

  1. 幅広い教養とコミュニケーション能力を醸成するため、人文・社会・自然科学からなる教養教育課程を体系的に編成するとともに、医療倫理・ヒューマニズム教育を実施することにより、広い視野に立って医療の目的と薬剤師としての社会的使命を理解し実践できるようにする。
  2. 科学として薬学を理解するための基礎科目、医薬品の創生と適正使用につながる知識と技能を修得するための専門科目を順次性をもって編成し、実施することにより、人々の健康の増進と医療の発展を通して社会に貢献できるようにする。
  3. 薬剤師としての職能を高め、患者中心の医療を実践する知識と技能を修得するために、統合型科目を含む多様な臨床薬学科目を編成し、医療の質の向上に貢献できるようにする。
  4. 能動的学習を取り入れた初年次教育や演習・実習・薬学卒業研究を通して、論理的思考力や創造力を培うとともに、生涯にわたって主体的に研鑽を続け、他者との相互理解や後進を育成する意欲と態度を保つことができるようにする。
  5. 多面的かつ適切な評価方法により学修成果に対する厳格な成績評価と単位認定を行うとともに、学修行動調査、GPA、修得単位数にもとづく個別指導を行うことにより、個々の達成度と将来計画に応じた学修を進めることができるようにする。

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れ方針)

薬学科は、学科の教育目標・人材養成目的を理解し、高等学校等における学習を通して、次のような資質・能力を身につけている人を受け入れます。

  1. 薬学部薬学科における広範かつ専門的な学問領域に対応できる高い基礎学力を高等学校等で修得している。
  2. 薬学部薬学科各教科の学修成果を薬学領域の発展に尽くす目的意識を持っている。
  3. 生涯にわたる学修姿勢と論理的思考を有し、新しい課題・問題に対応できる創造性や行動力を持って主体的に社会に貢献する意志がある。
  4. 豊かな人間性と協調性を有し、国際性とコミュニケーション能力を培い、将来医療人として活躍する意欲がある。

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